□◆□…優嵐歳時記(38)…□◆□
人生を惰性に流し春炬燵 優嵐
春の炬燵というのは微妙なものです。私が使っている暖房器具は炬燵
だけということもあるのかもしれませんが。冬の間や春もまだ浅い
ころは、炬燵は生活必需品です。部屋に戻って真っ先に電気炬燵の
スイッチを入れ、そこにもぐりこんで暖かい飲み物を飲むときなど、
本当にほっとします。
しかし、春も深まって、桜のころともなれば、時に異様に暖かい日が
あって炬燵の存在がうっとおしく感じられるようにもなります。ところが、
またある日には寒さがぶり返したりするものですから、炬燵を片付けて
しまうわけにもいきません。そんなこんなでだらだらと桜が散り果てて
しまうころまでは炬燵が部屋に居座ることになります。
人生を惰性に流し春炬燵 優嵐
春の炬燵というのは微妙なものです。私が使っている暖房器具は炬燵
だけということもあるのかもしれませんが。冬の間や春もまだ浅い
ころは、炬燵は生活必需品です。部屋に戻って真っ先に電気炬燵の
スイッチを入れ、そこにもぐりこんで暖かい飲み物を飲むときなど、
本当にほっとします。
しかし、春も深まって、桜のころともなれば、時に異様に暖かい日が
あって炬燵の存在がうっとおしく感じられるようにもなります。ところが、
またある日には寒さがぶり返したりするものですから、炬燵を片付けて
しまうわけにもいきません。そんなこんなでだらだらと桜が散り果てて
しまうころまでは炬燵が部屋に居座ることになります。