優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

秋高し
浅田真央のアイスショー『BEYOND』兵庫公演に行ってきました。素晴らしかったです。競技引退後から3年間に渡っておこなった『サンクスツアー』も凄いと思いました。しかし、今回はその上を行っています。

『サンクスツアー』の特徴であった90分間ノンストップで演目が続いていくこと、シングル、ペア、グループでの滑走が組み合わされてダイナミックな構成になっていることを継続しつつ、それが一段進化しています。

通常のアイスショーというと、個人かペアのプログラムを持ち寄って見せてくれるエキシビションです。ショーの名前は違ってもどれも似たり寄ったりの構成です。『サンクスツアー』を初めて見たときに「こんな方法を考えるとは」と驚きました。それがさらに洗練されショーとしての全体の完成度があがっています。
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仲秋
夏休みに富士山に登ってきたという人と話をしました。軽いわと思って登ったら寒くて驚いたこと、足元がスニーカーだったらそんなんではあかんと言われて急遽トレッキングシューズに変えたこと、ご来光には感動したことなど、これを機会に山登りを続けそうな興奮ぶりでした。

ずっと前に富士山に登ったことがあります。日本一高い山なので一度は登るといいと思います。ただ、登山の面白さなら北アルプスなどの方が楽しめます。富士山は独立峰の火山で景色は単調。遠くから眺めて楽しむ山ですね。
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彼岸花
ヒガンバナといえば赤いものがほとんどですが、時々白い花も見かけます。ヒガンバナは中国から有史以前に渡来して日本で咲くようになったと考えられています。赤いものが原種で白いものは原種と黄色のショウキズイセンを交配して生まれました。

赤いヒガンバナは全国的に分布して繁殖力も強いのですが、白いものはそれほど強くなく、分布しているのも九州を中心とした西日本が主です。花の形は赤と同じですが、色が違うだけで随分趣が異なるものだと白いヒガンバナを見るたびに思います。
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金木犀
住宅地を歩いているとキンモクセイの香りがしました。どこかに咲いているに違いないと周囲を見回していると、近くの家の塀の向こうからキンモクセイの花が顔を出しています。蜜柑色の小さな花でそれほど目立ちません。香りの方が記憶に残る花です。
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虫集く
「Soviet March(ソビエト・マーチ)」をご存じでしょうか? YouTubeでこの動画を見た時は、ロシアで作られた行進曲かと思いました。しかし、これは「Red Alert 3」というゲームの音楽です。あまりにもロシアらしさが満ち満ちているので驚きました。

ロシア語(私はロシア語を知りませんが)らしい言葉で重厚に歌われる男声合唱、女声合唱が、らしさを増強しています。また、この動画の編集が抜群です。行進する兵士たち、戦車や戦闘機、そこに軍楽隊の映像までぴったりはめこんで、その軍楽隊が演奏しているかのような臨場感が生まれています。
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九月尽
九月の最終日、姫路は快晴です。近所を散歩してきました。もう昼間に歩いても暑くてたまらないという気温ではありません。湿気も少ないですし、屋外で過ごすには絶好のシーズンの到来です。ソメイヨシノはぽつぽつと紅葉し、紅葉したものから順に散っています。
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天高し
明日から10月です。夜の長さを感じる時期になってきました。夜明けが遅くなり、5時半ごろでもまだ薄暗いです。蒸し暑い季節が去り、最も過ごしやすい時期に入っています。

先日、3か月に1度のCIDPの定期受診に行ってきました。体重を計ったら少し減っていました。BMI20程度で高校生のころと同じです。タンパク質をたっぷり食べ、良質な脂質を摂っているので小腹が空くことはなく、間食をしたいとも思いません。
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鵙高音
駐車して車のドアを開けたら「キーッ」という鳴き声が聞こえました。見上げると電線にモズがとまっています。仲秋を象徴する音のひとつがこのモズの高鳴きです。晴天の日には見晴らしの良い高い木の先端や電線などでゆっくり尾を回しながら鳴く姿をよく見かけます。小さいながら猛禽類であるモズの縄張り宣言です。
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稲妻
『別れの朝』を聴いた5人の歌手のうち、存命なのは高橋真梨子だけです。前野曜子はアルコール依存症の果てに40歳で、藤圭子は精神疾患を患って62歳で、テレサ・テンは気管支喘息発作のために42歳で、朱里エイコも精神的な不安定を抱えつつ56歳で、それぞれ亡くなっています。

大きな才能を授けられるというのは、荒馬に乗るようなものなのかもしれない、と思います。乗りこなせば素晴らしい経験ができるけれど、乗りこなし続けるには困難も多い。その人が才能を持っているというよりも、むしろ才能がその人を選んだ、選ばれてしまった、とでも言いましょうか。
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秋の暮
YouTubeのおかげで何十年も前の流行歌を検索していろいろな聴き方ができるようになったのはありがたいですね。最近『別れの朝』を聴き比べて、歌い手によってこんなに雰囲気が変わるものなのか、と驚いています。

『別れの朝』は1971年10月25日に発売されたペドロ&カプリシャスのデビュー曲です。当時は前野曜子が歌っていました。YouTubeではこの他に高橋真梨子藤圭子テレサ・テン朱里エイコのものを聴きました。藤圭子とテレサ・テンでは見えてくる風景が全く異なるので特に驚きました。いずれも素晴らしくどれがいいかは好みによると思います。

岩崎宏美のものも探してみましたが、YouTube内では見つけられませんでした。もしあるのなら聴いてみたい気はします。彼女はカバーの名手ですから。
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