優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

夏祭り
諸行無常諸法無我というのは、仏教の四法印の教えの最初の二つです。そのあと一切皆苦涅槃寂静と続きます。一切皆苦の代表が四苦八苦です。四苦は生老病死、生まれたこと自体に苦が定められています。

苦は「思うようにならない」ということです。人間関係は大きなストレスと言われます。それは相手が自分とは別の人間であり、自分とは異なる視点で世の中を見ているからです。相手の当たり前と自分の当たり前がぶつかります。

自分自身すら思うようにはなりません。私は、生活習慣病予防にはそれなりに留意してきました。しかし、抗magニューロパチーという全く異なる種類の病気がやってきました。自分のモノだと何かにしがみついても虚しいだけで、手放したら気楽です。
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今回改めて片付けようと思ったのは、いつ何時何があるかわからないと思ったからです。抗magニューロパチーになって、諸行無常諸法無我を実感しました。

すべてのものは移り変わっていきます。自分のものは実際にはありません。自分の若さ、自分の健康、自分の命、それらは自分のものではなく、借り物です。「自分」と考える存在も借り物でしょう。

だから、この世で自分の物と思っているものにしがみついてもしょうがない。そのことが病気になってじわじわとわかってきました。
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夏の風
土曜日も部屋の片づけをやりました。収納場所を一通り見回したら、捨てるものや手放すものはまだまだありました。自分が使わないけれど誰かに使ってもらえそうなものは、そうする予定です。

また使うだろうと思ってしまっておいたものでも使わないものというのはあります。また、収納場所がなまじあるため、そこを埋めようと余計なものをストックしていたことにも気づきました。

踏み台を使わなければ取り出せない場所にはものを置かないことにしました。何をしまったか忘れているのです。収納用品も見直して手放すことにしました。持ち物すべて、どこにあるかすぐに言えるまで減らしたと思います。
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暑し
七夕前後は快晴で強い日差しが降り注ぎ暑い日が続きました。ここ数日は雨模様で気温は下がっています。

近大病院受診から戻り、部屋の片づけをしました。元々すっきりとした部屋で暮らしていますが、さらに書類や本を処分しました。いつの間にか不用品はたまるものです。

抗magニューロパチーの影響で履けなくなった靴、使えなくなった筆記用具などはすべて捨てました。慢性進行性の神経難病なので自由が利く間に処分できるものは処分し、身軽に暮らすのが大事です。
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青鷺
アオサギは身近な場所でよく見る鳥です。じっと水辺で獲物を待っています。身近な野鳥でも長い時間の間には徐々に変化があります。最近数が増えたと思うのは、コシアカツバメとイソヒヨドリです。

ここ数年で一番驚いたのはコウノトリを近所の水田脇の電柱の上で見かけたことでした。国の天然記念物で兵庫県の県鳥です。県の北部の但馬地方で野生復帰への取り組みがなされ、今ではかなり広範囲に飛んで野生での子育ても観察されています。
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ナイター
電車に乗ってみたら、虎キチは浴衣の女性だけではありませんでした。向かいにはタイガースのユニフォームを着た若い男性が座っていますし、タイガースグッズを身に着けた中年男性がいます。

電車が止まるたびにユニークな虎衣装をまとった人が次々に乗ってきました。中野拓夢選手のファンらしい女性はユニフォームの背中に応援メッセージの刺繍を書き込んでいます。

対戦相手はヤクルトで、川端慎吾選手の背番号5のユニフォームを着た男性が背を向けて立っています。甲子園駅に到着すると電車内の乗客の半分くらいは降りていきました。
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浴衣
帰りに阪神電車の大阪難波駅で電車を待っていたら、前に高齢の浴衣姿の女性が立っていました。よく見ると浴衣の柄は阪神タイガースの虎です。そして足元の鼻緒にも阪神タイガースのマークが。すべて特注品と思います。

改めて、今夜は甲子園球場でナイトゲームがあるのか、と気づきました。熱狂的なタイガースファンなのでしょう。後期高齢者どころか、もしかしたら80代かと思える年齢で、それでもグッズに身を包んで甲子園球場へ応援に行くという…。
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青蔦
近大病院はやはりとても遠いです。姫路から新快速で三ノ宮まで行き、そこから阪神電車なんば線に乗り換えて大阪難波、そこから南海高野線に乗り換えて泉ヶ丘へ。さらにそこから南海バスに乗ります。

大阪でも梅田なら1時間ほどで着きますが、ここは大阪の南部であり、3時間以上かかります。姫路から新幹線みずほに乗れば、東京や鹿児島中央へ行ける時間です。

近大病院は2025年11月に泉ヶ丘駅前に移転します。今の病院の建物は蔦が茂っており、11月に受診したときは紅葉していたのを思い出します。
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青田波
昨日は曇り空でしたが雨は落ちませんでした。新快速で姫路を発つとやがて東播磨の水田地帯が見えてきます。東播磨一帯は全国一のため池集積地です。「ため池ミュージアム」との看板も見えます。

瀬戸内海沿岸部は雨が少ないところであり、隣の岡山県は「晴れの国」としてPRに使っています。兵庫県の瀬戸内沿岸部もよく似た気候です。昔は水の確保に苦労しあちこちにため池ができたのです。

稲は今では水面を隠すほどに成長しており、風の通り道が波のように揺れます。これを「青田波」という季語にした人は誰なんでしょうね。
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梅雨空
四か月ぶりの近大病院への受診日です。前回は桜がもうすぐ咲きだす頃でした。今回は真夏の小旅行です。先日のような強烈な快晴よりも曇天の方がありがたいです。雨が降る予報なので折り畳み傘を持って行きます。
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