庭手入れする人ありてアイリスよ
◆アイリス
市営住宅の庭でジャーマンアイリスが咲いています。ジャーマンアイリスはヨーロッパ原産のアヤメ科の多年草で虹の花といわれるほど色の種類が多いです。しかし、赤系の花はほとんどありません。バラも多くの色がありますが、こちらは青系がありません。
これは花の色を作る色素の種類と色素を作る遺伝子の種類が違うからです。ジャーマンアイリスは、アントシアニンという色素のうち、青紫系を作りやすい仕組みを持っています。赤い花に必要なのは、シアニジンやペラルゴニジンのような赤寄りの色素です。
一方、バラは昔から「青いバラはない」と言われてきました。青い花には、しばしばデルフィニジンという青系色素が重要です。伝統的なバラには、この色素を十分作る遺伝的仕組みがありませんでした。だから品種改良しても、澄んだ青には届かなかったのです。

市営住宅の庭でジャーマンアイリスが咲いています。ジャーマンアイリスはヨーロッパ原産のアヤメ科の多年草で虹の花といわれるほど色の種類が多いです。しかし、赤系の花はほとんどありません。バラも多くの色がありますが、こちらは青系がありません。
これは花の色を作る色素の種類と色素を作る遺伝子の種類が違うからです。ジャーマンアイリスは、アントシアニンという色素のうち、青紫系を作りやすい仕組みを持っています。赤い花に必要なのは、シアニジンやペラルゴニジンのような赤寄りの色素です。
一方、バラは昔から「青いバラはない」と言われてきました。青い花には、しばしばデルフィニジンという青系色素が重要です。伝統的なバラには、この色素を十分作る遺伝的仕組みがありませんでした。だから品種改良しても、澄んだ青には届かなかったのです。

若楓翼果を赤く光らせて
家々に薔薇咲く頃となりにけり
花好きのお宅の庭ではあちこちでバラが咲いています。北半球の温帯に広く自生し、チベット周辺、中国南部の雲南省からミャンマーが主産地です。南半球には自生していません。バラというと連想するのは園芸品種の八重咲きのものです。
西洋では古代ギリシャの時代から栽培されており、イスラム教徒によってイベリア半島に持ち込まれヨーロッパ中心部にまで広がったと見られています。古代ギリシャ・ローマでは愛の神アフロディテあるいはヴィーナスと関連づけられています。
時の権力者たちもバラを愛した人は枚挙にいとまがなく、クレオパトラはバラの花と香油でユリウス・カエサルを歓待しました。暴君として知られるローマ皇帝ネロもバラを愛し、お気に入りの貴族を招いての宴会ではバラがふんだんに用いられたといいます。

西洋では古代ギリシャの時代から栽培されており、イスラム教徒によってイベリア半島に持ち込まれヨーロッパ中心部にまで広がったと見られています。古代ギリシャ・ローマでは愛の神アフロディテあるいはヴィーナスと関連づけられています。
時の権力者たちもバラを愛した人は枚挙にいとまがなく、クレオパトラはバラの花と香油でユリウス・カエサルを歓待しました。暴君として知られるローマ皇帝ネロもバラを愛し、お気に入りの貴族を招いての宴会ではバラがふんだんに用いられたといいます。









