優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

春隣
姫路には地方競馬の姫路競馬場があります。競馬場の中に入ったことはありませんが、時々競走馬が運搬車両で運ばれているのを目にします。長い車両で何頭かをまとめて運んでいるのでしょう。
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年越祭
朝、「本日、大歳神社で年越祭を行ないます」との放送がありました。年越は新暦の大晦日以外にもいろいろな習俗としての名残があり、今日の放送の年越祭は、追儺に近い性質を持っています。

大歳神社は全国に391社あります。そのうち249社が兵庫県にあり、播磨地域に多いのが特徴です。大歳神は「年・収穫・穀霊・時間の循環」を司る神です。播磨地域に特に多いのは、古代から西日本最大級の食料供給地だったからです。

さらに、豪族(播磨国造系)が早くから王権に組み込まれたこともあり、国家儀礼レベルの農耕神が勧請され、各郡・各村単位に分散配置されました。今も年越祭を地域で守っているのはその伝統を引き継ぐものです。
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寒厳し
二月になりました。厳しい寒さが続いています。シャリンバイはバラ科シャリンバイ属の常緑低木です。日本の九州から四国、韓国、台湾などの暖地の海岸沿いに自生しています。

乾燥や風に強く、病害虫の問題もなく刈り込みにも耐えることから、公園や歩道の植栽として使われます。花期は五〜六月で季語としては初夏に分類されます。実は晩秋から熟し、この辺りでは寒中でも見られます。
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水仙
年末から咲きだしていたニホンズイセン。スイセン属のなかで最も早く咲き始め、寒気の厳しい中で咲き続け、凛とした気品を感じさせます。各地のスイセンの名所では年末から二月いっぱいくらいが見ごろです。

兵庫県では淡路島の南あわじ市の黒岩灘水仙郷が有名です。水仙郷として有名なところは海の近くの断崖状になった場所が多いようですね。海に向かってなだれ咲く様子がいいです。
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春近し
一月が今日で終わりです。大寒に入って以降、冷え込みが厳しい日が続いています。それでも日差しは明るく、春が近いことを知らせてくれます。気温と日差しの感覚のずれが、このころの寒さをいっそう強く感じさせます。
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山茶花
キクは晩秋から咲き、年末ごろまでで花を終えてしまいますが、サザンカは晩秋から早春のころまで咲き続けます。花が最も少なく寒さが厳しいシーズンに咲き、目を楽しませてくれます。

ご近所のサザンカも咲いては散り、咲いては散りしつつまだまだ咲く蕾を蓄えています。原種のサザンカは特別寒さに強いわけではないらしいですが、品種改良でニッチな位置を確保しました。
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寒中
寒い日が続きます。立春(2月4日)までこの感じでしょうか。甘平という柑橘類をいただきました。西之香とポンカンを交配して愛媛県で誕生しました。非常に甘くしゃきしゃきとした独特の食感があります。
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冬田
姫路の旧市域には高い山はなく、やわらかで丸い山容の山が連なっています。平成の大合併で夢前町が編入されて雪彦山(915.2m)が姫路市の最高峰になっていますが、それまでは書写山(371m)が最高峰でした。
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冬耕
収穫を終えた田や畑を耕しておくことを「冬耕」といいます。寒さに土をさらすことで病害虫や病原菌の防除をおこない、土を深く掘り起こすことで土壌の改良にもつながります。稲わらや有機物を鋤きこんで肥料にもできます。
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寒中
ご近所の玄関先に鮮やかな紅葉が見えました。オタフクナンテンです。ナンテンを品種改良した矮性種で、花も実もつきません。その代わりに真冬でも真っ赤な紅葉が楽しめます。高さは20cm〜50cmほどにしかならず、丈夫で剪定の手間も不要です。

膝丈程度の生垣やグランドカバーとして最近はよく目にするようになりました。花の少ない今の時期にあの赤い葉は目を引きます。ナンテンは和風な印象ですがこの木は和洋いずれもデザイン次第という感じで応用範囲が広そうです。
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