優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

冬満月
昨日は旧暦の10月15日でした。皆既月食だったようですね。うかつにも見逃しました。快晴でしたし、比較的早い時間帯だったので見られた可能性はあったのに残念。最近は夜9時ごろには布団に入っているので、遅い時間帯だと寝てます。

今朝6時頃に西の空を見たら、山の向こうに満月がいま沈みきろうとしているところでした。日が短くなり、月が沈む位置がかなり北よりになっています。逆に太陽が沈むのは真西に近づいてきています。
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冬はじめ
近所を歩くと枝いっぱいに実をつけたままの柿をあちこちで見かけます。渋柿なのか、今は甘柿でさえ食べない、食べきれないこともあるようです。戦争経験のある人の話をきくと、あの頃は甘いものが全くなくて柿は大のごちそうだったようです。

果物の糖度は戦後どんどんあがり、今では果物というよりスイーツに近いほどになりました。糖質制限しているので、果物も食べなくなりました。いただいたりすれば食べますが、自分で積極的に買っては食べなくなりました。
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初冬
今日のGoogleロゴがダスティ・スプリングフィールドになっていました。『この胸のときめきを』で有名なイギリス出身のミュージシャンです。私はエルビス・プレスリーで知りましたが、元はイタリアのピノ・ドナッジオが歌い、1965年のサンレモ音楽祭の入賞曲になりました。

いろいろな人がカバーしており、日本人では前野曜子尾崎紀世彦のものがたくさん聴かれているようです。それぞれ異なる味わいがあっていいです。

イタリア語の原題は ”Io Che Non Vivo Senza Te” 「あなたなしでは生きられない」。英題は ”You Don't Have To Say You Love Me” 「愛していると言わなくていい(からそばにいて欲しい)」。日本題では「この胸のときめきを」。題名の違いは国民性の違い?
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立冬
立冬の昨日も冬二日目の今日も姫路は快晴です。ほぼ毎年立冬前後はこういうお天気です。子どもの頃は他の地域に行きたいとか、教科書に出てきた雪国の生活に憧れたりしましたが、今は姫路は暮らすには申し分ない場所だと思うようになりました。

瀬戸内式気候で冬は温暖で雨が少なく、夏も播磨灘が近いため極端な高温にはなりにくいです。畿内にあり古くから交通の要衝で今も新幹線が停まる駅があり、国際空港も比較的近いです。大都会ほど人と人工物で埋め尽くされているわけではなく、身近な場所に山野、田畑もあります。
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十一月
晴れた早朝の気温が10℃を下回るようになってきました。それでも日中は少し厚めのシャツ一枚で過ごせます。近所のソメイヨシノはかなり落葉しましたが、紅葉はまだこれからの姫路周辺です。十二月に入るくらいまで山々の彩は続きます。
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冬に入る
今日は立冬。姫路はよく晴れています。瀬戸内気候のこのあたりでは冬は晴天が多いです。

何か楽器をやりたいと思ってきました。電子ピアノを選んだ一番の理由は騒音を気にしなくていいことです。押せばその音が出るというのもいい。弦楽器などでは思うような音はなかなか出せません。ギターに挑戦して指の痛さに諦めたことがあります。
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冬来る
初心者向けの楽譜の中に『幻想即興曲』があります。ショパンは廃棄するよう遺言していましたが、友人がそれを破って公表しました。原曲は嬰ハ短調、右手が16分音符を4つ繰り返す間に左手はそれを三分割した3連符を猛スピードで弾くことが要求されます。

いま弾いている初心者版はハ長調にし、複雑な16分音符や3連符を単純化しているなーんちゃって『幻想即興曲』です。それでもすんなりとは弾けません。本物を弾けるようになるには年単位のチャレンジが必要でしょう。
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長き夜
夕食後、ヘッドフォンをして電子ピアノをよく弾きます。弾くのは初心者向けに編集されたクラシックの有名曲です。全部ハ長調になっています。原曲では♯や♭が四つも五つもつく曲があります。

伴奏するわけでもないピアノ独奏曲なのに、なんでわざわざこんなに黒鍵を使う曲があるんだろうか、と不思議でした。しかし、ピアノの上級者からすればむしろハ長調の指使いは指の構造から不自然なのだとか。本当なんでしょうか?
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深秋
敦盛の首塚の向かいにシベリア抑留の慰霊碑があります。シベリア抑留とは、第二次世界大戦後、武装解除された日本の軍人らが攻めてきたソ連によって拘束され、各地で奴隷的な強制労働に従事させられたことです。6万人近い人が祖国に帰れないまま亡くなりました。

慰霊碑の前の熊の像の頭をなでると『異国の丘』が一弦琴で流れてきます。抑留されていた兵士たちの間で歌われたシベリア抑留を象徴する歌です。

一弦琴は一枚の板に一本の弦を張っただけの簡素な楽器です。須磨寺は一弦琴発祥の地と言われ、須磨琴とも呼ばれます。兵庫県重要無形文化財に指定され保存会によって保存、伝承がおこなわれています。
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薄紅葉
須磨寺境内には敦盛の首塚があります。平敦盛(1169-1184)が一ノ谷合戦で熊谷直実に討たれたのは3月20日、旧暦では元暦元年2月7日にあたり、須磨寺では毎年旧暦2月7日に源平兵士の追悼法要をおこなっています。

熊谷直実はこの後、法然上人のもとで出家し蓮生と名乗り敦盛の菩提を弔いました。因みに胴塚は須磨浦公園内にあります。
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