優嵐歳時記

俳句と季語。日本の自然と四季が生み出した美しい言葉を。

□◆□…優嵐歳時記(1600)…□◆□

  約束を果たして今宵さわやかに  優嵐

久しぶりに髪を切りました。すっきり軽くなり、うきうき
した気分でオートバイに乗りました。単純なことでも
気分が変るというのは大きいものです。

人間の気持ちというのは、大人でも実はシンプルな部分が
多いのではないかなあと思います。よく幼い子が今泣いて
いたと思ったら、数分するともう笑っていたりする場面に
出会います。

それを大人は可笑しがりますが、幼い子はすぐに気分を
切り替えられる天才なのです。ぐずぐずと引きずらない。
成長して獲得したものもたくさんありますが、失った
ものもまたいろいろあったのだと感じます。

何かを失えば何かを得られる、何かを手放すことなしに
何かを得られることは決してない、どこかでそんなことを
読みました。

081003

□◆□…優嵐歳時記(1599)…□◆□ 

  澄む秋に流れるアメイジング・グレイス  優嵐

今日も秋空の美しい日でした。
ヘイリーというニュージーランド出身の若い女性歌手の
歌を聴きました。クラシカル・クロスオーヴァーと
呼ばれるジャンルに分類され、オペラのアリアから
ポピュラーまで歌っています。清冽で、透明感あふれる
ソプラノの持主です。

声楽の発声法では歌っておらず、そのおかげで自然な
曲の雰囲気を楽しむことができます。誰もいない森の
奥に湧き出ている澄んだ泉を思わせるような歌声を
聴いていると、ほっとした気持ちになってきます。

アメイジング・グレイス~ベスト・オブ・ヘイリー

□◆□…優嵐歳時記(1598)…□◆□

  コスモスのコスモス色に乱れ咲く  優嵐

数日ぶりに秋晴れの空が広がりました。天高く、という
言葉を思い出す気持ちのいい青空です。川波が日差しを
受けてきらきらと光っているのを楽しみました。もうすぐ
鴨が渡ってくるはずです。

近所のマーケットへ買物にいったら、年賀状印刷受付の
ちらしをもらい、そうかもう十月なんだ、と思いました。
この歳月の過ぎ行く速さをなんと表現すればいいのか。
それを押しとどめる術もないのですが。

081001

□◆□…優嵐歳時記(1597)…□◆□

  歓声が風に乗り来る運動会  優嵐

日曜日に近所の小学校で運動会がありました。変らぬ
風物詩です。寒いと思っていたら、東京では11月中旬
なみの気温だとか。マフラーをしている女性の写真を
ネットで見ました。

先日からウォール街で激震が続いています。それを救う
べく週末返上で大急ぎでまとめあげられた金融安定化法案。
可決間違いなしと世界中が考えていたところ、下院で否決
というネガティブ・サプライズ。

ダウ平均は一日で過去最大の777ドル暴落しました。
すでにヨーロッパ市場は昨夜から金融危機が飛び火して
金融機関の国有化や救済があちこちで発表され、先立って
暴落の気配でした。

大統領選挙や下院議員選挙が近いため、「ウォール街を
税金で救うな」という世論に押された、との記事を読み
ました。しかし、これは単なるアメリカの国内問題では
なく、世界中が恐慌に陥るかどうかの瀬戸際の場面です
から、素早く対処してもらいたいものだと思います。

□◆□…優嵐歳時記(1596)…□◆□

  秋冷の山の上には雲が出て  優嵐

ここ二三日で急に秋が進んだようです。一週間前はまだ
窓を開け、素足で暮らしていたのに今朝は上着が欲しい
ほどです。

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、今年ほどはっきり
切って落としたように季節が入れ替わるのも珍しいよう
に思います。

つい先日まで涼しく眠るための工夫をしていましたが、
早くもぬくぬくと暖かさに包まれて眠るのが心地よい
気温になってきました。

□◆□…優嵐歳時記(1595)…□◆□

  葉月尽ロングパンツに履き替える  優嵐

彼岸が明け、秋が深まってきました。半袖半ズボンでは
さすがに肌寒く感じられるようになり、まずロングパンツ
に履き替えました。

今日は旧暦葉月の最終日です。明日から長月、秋の夜長
をそのまま表したような名前です。今の日本では、数字を
使って月を示しますが、旧暦の名前には季節感があって
いいなと思います。

080928

□◆□…優嵐歳時記(1594)…□◆□ 

  秋半ばフレンチプレスでコーヒーを

九月が間もなく終わります。晴天にもかかわらず窓を
閉めていても昼間でも暑さを感じなくなってきました。

最近新しいコーヒーの道具を買いました。コーヒーの
抽出方法には、ネルドリップ、サイフォン、ペーパー
フィルター、パーコレーターなどいろいろありますが、
今回のものは、フレンチプレスという方法をとります。

紅茶を抽出する器具としておなじみのティープレスの
コーヒー版という感じです。大ぶりのマグカップ
ほどの大きさで、場所をとらず、後始末が簡単です。
消耗品も不要ですからいいですね。

bodum TRAVELPRESS ミニトラベルプレス 1205-01FM-DJ

□◆□…優嵐歳時記(1593)…□◆□

  竜淵に潜みて深き水鏡  優嵐

秋分のころをさして「竜淵に潜む」という季語があります。
秋が本格化し、竜も冬眠の用意をするのでしょうか。
想像上の動物とはいえ、確かにそういう感じもあるなあ
と思わせるのが楽しいところです。

昨日はほとんど風がなく、近所の淵の水面は波ひとつなく
静かでした。かつて瀞峡でカヤックを漕いだとき、
とても静かで厳かで、深い緑色の水面に神秘的な何かを
感じました。

ノルウェーでフィヨルドを船で行ったときもそういう
感じがありました。果てしなく深い水底には竜が潜んで
いるかもしれないという…。

□◆□…優嵐歳時記(1592)…□◆□

  ゆっくりとリフレクソロジー秋の宵  優嵐

ブラウザとしてこれまでずっとInternet Explorerを
使ってきました。しかし、昨日初めてGoogle Chromeと
Mozilla Firefoxをインストールして使いました。

先日IE6からIE7にバージョンアップするよう指示があり、
そうしたところ、画面が安定しないのです。画面が勝手に
上下に動きます。理由はわかりません。IE6のときには
そういうことはなかったので、パソコンとの相性だろうか
と勝手に考えています。

ちょっとしたことですが、リンクをクリックしようとして
その相手が金魚すくいの金魚のようにするすると逃げ回る
というのはいらだたしいものです。そこで別のブラウザを
試してみることにしました。

GCもMFも画面は幸いぴたっと静止します。IEしか対応
していないページを見ることもあるので、IEはそのままに
しておきます。異なるブラウザで見ると自分のblogも
違って見え、IEだけではわからなかったことに気づき
ました。違う視点を用いるというのは、いいことですね。

□◆□…優嵐歳時記(1591)…□◆□

  桜紅葉真昼の風の心地よし  優嵐

桜の紅葉は木によって差があり、木の中でも枝によって
まちまちです。一斉に開き、さっと散ってしまう花とは
随分違う印象です。花のように目立つこともなく、色も
それぞれでいつか散っている、それが桜の紅葉です。

秋分の日を過ぎ、本格的な秋の雰囲気を楽しむ頃になり
ました。湿気が少なくなり、風は乾いて気持ちよく吹いて
いきます。

080924

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