□◆□…優嵐歳時記(1174)…□◆□
火箸いま風鈴となり澄む風に 優嵐
姫路の伝統工芸品に「明珍火箸風鈴」があります。
その名のとおり火箸を組み合わせて風鈴にしたもので、
余韻のある澄みきった音色が特徴です。
現代で52代目という長い伝統を持つ明珍家は、もともと
甲冑師でした。明治になって余技であった火箸製作に
活路を見出します。その後、生活の変化とともに火箸の
需要は激減。そこで、51代がその音を生かして風鈴へと
生まれ変わらせます。
甲冑から風鈴までの紆余曲折、時代の大きな変化の中で
先祖の技術を絶やさないように工夫された発想の
素晴らしさを思います。
火箸いま風鈴となり澄む風に 優嵐
姫路の伝統工芸品に「明珍火箸風鈴」があります。
その名のとおり火箸を組み合わせて風鈴にしたもので、
余韻のある澄みきった音色が特徴です。
現代で52代目という長い伝統を持つ明珍家は、もともと
甲冑師でした。明治になって余技であった火箸製作に
活路を見出します。その後、生活の変化とともに火箸の
需要は激減。そこで、51代がその音を生かして風鈴へと
生まれ変わらせます。
甲冑から風鈴までの紆余曲折、時代の大きな変化の中で
先祖の技術を絶やさないように工夫された発想の
素晴らしさを思います。
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