□◆□…優嵐歳時記(1191)…□◆□
カンナ燃ゆ三十八度の日中に 優嵐
残暑が強烈です。「春は名のみの風の寒さや」ではない
ですが、まさに「秋は名のみ」です。車に乗ったら、
外気温が38度と表示されました。
カンナは晩夏から咲いていますが花期が長く、季語では
初秋に入ります。熱帯原産で、赤や黄色の鮮やかな花の
色は、秋よりも真夏にふさわしい気がします。とりわけ
この厳しい残暑には似合います。
カンナ燃ゆ三十八度の日中に 優嵐
残暑が強烈です。「春は名のみの風の寒さや」ではない
ですが、まさに「秋は名のみ」です。車に乗ったら、
外気温が38度と表示されました。
カンナは晩夏から咲いていますが花期が長く、季語では
初秋に入ります。熱帯原産で、赤や黄色の鮮やかな花の
色は、秋よりも真夏にふさわしい気がします。とりわけ
この厳しい残暑には似合います。
コメント
コメント一覧 (2)
「カンナ」と聞くと、ユーミンの「カンナ8号線」という曲を思い出します。猛暑の間は早く涼しくなってほしいと思うのに、秋の声を聞くと夏のパワーが懐かしくなる。焦燥感が絶妙のサジ加減で感じられる名曲と思っています。これもカンナの花の存在感でしょうか。
確かに季節が移っていくとき、夏が終わるのが一番寂しく感じられます。
猛暑でへきえきしていても、あの強烈なエネルギーが薄れていくのは
なんとも寂しいものです。人生の秋というものをみな無意識のうちにも
そこから感じるのかもしれません。
ま、実りの秋ですからそれを満喫することも大事なのですけれど。
人生においても夏ばかりだと何が何だかわからないままに終わって
しまいますね。