□◆□…優嵐歳時記(1203)…□◆□

  法師蝉去り行くものを追いて鳴く  優嵐

早春や初夏は、それぞれの季節が「やって来た」という
感じが強いのですが、初秋は「夏が終わった」という
印象が強い時期です。残暑の中でも少しずつ夏の姿が
遠ざかりつつあるのがわかります。

朝ににわか雨がありました。雷雨ではなく、スコールの
ような降り方でした。午前中は空模様が不安定で何度か
にわか雨がありました。ツクツクボーシとの声が聞こえ
ます。今年は例年より鳴声が少なめに思います。