□◆□…優嵐歳時記(1287)…□◆□ 

  奥山にしぐれ走りし真昼かな  優嵐

毎日のように増位山のことを書いていたら、よほどそこが
好きなんですね、と言われてしまいました。真夏は
暑くてとても来る気になれませんでしたが、晩秋から
春までは、歩くのにもってこいです。

なぜここへ来るかというと、森、鳥や蝶、花、木々を
通して差し込む日差し、雲、青空、田畑や街、播磨灘の
眺めなどを一番手軽に楽しめる場所だからです。自然の
場所なら海でも川でもいいのですが、人通りが最も
少ないのがここです。

人と会ったり話したりするのが嫌いなわけではもちろん
ありません。しかし、ひとりで自然の中を歩くというのは
とても贅沢なひとときです。それに、俳句を詠むには、
自然の中へ行くことが私にとっては大事ですね。

071122