□◆□…優嵐歳時記(1291)…□◆□

  江ノ島も七里ガ浜も小春凪  優嵐

鎌倉吟行の日は雲ひとつ無い晴天に恵まれました。鎌倉
文学館へも行き、ゆかりのある文士の自筆原稿などを
見ました。『吾妻鏡』も展示されていました。

義経の子を身ごもったまま、頼朝に捕らえられた静御前
は男子を出産。その子は由比ガ浜に沈められました。
その段が記されており、義経の悲劇は源平の戦の中でも
平家滅亡と同様、運命の転変を人に教えずにはいません。

この日は由比ガ浜も穏やかで、ウェットスーツ姿の
サーファーが何人も海に出ていましたが、ほとんど乗る
ほどの波はない状態でした。