□◆□…優嵐歳時記(1298)…□◆□

  冬の虹西日の中へ立ちにけり  優嵐

日暮れが最も早いころになりました。いつものように
増位山へ散歩に行きましたが、三時半ごろに家を出ると
もう夕暮れの気配です。途中でしぐれがあり、山頂に
着くと川向こうの山の上に虹がかかっていました。

落葉の時期ですが、木によって少しずつ時期にずれが
あります。同じ広場でもアベマキはすでにすっかり葉を
落としており、よく似たコナラはまだ紅葉中です。

里で最も目だつ黄葉はイチョウですが、山ではタカノツメ
でしょう。増位山にはタカノツメが多く、あちこちで
その黄色い葉を今目にすることができます。

071203