□◆□…優嵐歳時記(1322)…□◆□

  あの人やこの人のこと年惜しむ  優嵐

一年が早い、といいながらそれでもいろいろな出来事や
新しい出会い、別れがあり、やはり365日分の重みはある
ものです。振り返って、感慨を新たにするのもこの時期
ならではです。

その気持ちを表したのが「年惜しむ」という季語です。
師も走るという師走のあわただしい空気のなか、残された
年末の日々を大切に過ごそうという気持ちもこめられて
います。

071227