□◆□…優嵐歳時記(1341)…□◆□

  大霜のやがて明るき鳥の声  優嵐

今朝は冷え込みました。晴れて風がなく、こんな日は
霜が降ります。窓から見える家々の屋根も河原も
霜に覆われていました。久しぶりに寒中らしい寒さを
体感し、真冬はやはりこうでなくては、と思います。

暖かい方が過ごしやすいのは確かですが、寒いときは
しっかり寒いのが四季の巡りとしては望ましいあり方
です。霜が降りる日はいいお天気ですから、昼ごろに
なると、寒さがゆるんで暖かくなります。

頂はまったく風がありませんでした。石のベンチも
太陽に暖められて心地よく、しばらくそこで寝転んで
いました。幸せというのは、こういうひとときです。

080115