□◆□…優嵐歳時記(1350)…□◆□

  晩冬の身を切る風の明るさよ  優嵐

数日ぶりで青空が広がりました。午後、自然歩道へ散歩
に出かけました。山頂付近の外気温は2〜3℃でした。
空の明るさに驚きました。確かに厳冬期なのですが、
もう早春の気配がします。

冬至から一ヶ月たち、光は徐々に強さを回復しています。
森に差し込む日の光も周りの山も、少しずつ少しずつ
冬から春へ移ろうとしています。季節が変わっていく
ときのこの繊細な美しさが好きです。

増位山の梅林では紅梅がふくらみ始め、間もなく花を
開きそうな一輪を見つけました。寒中に花を咲かせて
くれるか、楽しみです。