□◆□…優嵐歳時記(1377)…□◆□

  梅東風のさわさわ森を渡りけり  優嵐

暖かでした。真昼の気温は十度前後まであがり、遠くの
景色はやや霞がかったような春らしい雰囲気でした。

梅東風(うめごち)とは、梅が咲く頃、冬型の気圧配置が
ゆるんで、太平洋上から大陸に向かって吹く東風のこと
です。どことなく春を感じさせるやわらかな風で、心を
浮きたたせるものがあります。

080220