□◆□…優嵐歳時記(1385)…□◆□

  残雪の遠嶺に光あふれおり  優嵐

今年は春先になってから雪が多かったようです。窓から
見える北の山に雪が残っています。標高が1000mほどの
山ですから、通常は雪が降ってもすぐに消えてしまう
のですが、今年は少し異なり、何日か雪が残っています。

高い山のある地方では春遅くまで、あるいは夏まで雪が
残り、白馬岳、爺ヶ岳などのように、雪形がそのまま山の
名前になっているところもあります。昔はこの雪の形で
豊凶を占ったり、田植えや種まきの時期を知る目安として
いたということです。