□◆□…優嵐歳時記(1407)…□◆□
石塔の古きへ添いぬ落椿 優嵐
一週間ぶりで増位山の自然歩道へ行ってみると、わずか
一週間ですが、季節の着実な歩みを感じました。鶯が
さかんに囀って迎えてくれ、道には藪椿があちこちに
落ちています。
ヒメヤシャブシは花序を垂らし、コバノミツバツツジの
花芽も膨らみ始めています。森には芽吹きのときの独特の
香りが漂い、生命の息吹に溢れる季節になったことを
実感できます。
ふもとの梅はもう終りですが、山上の梅林は今が盛りで
梅の香につつまれて歩きました。随願寺の境内にある
ソメイヨシノの蕾も膨らみ始めています。
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