□◆□…優嵐歳時記(1410)…□◆□

  うつむけば靴先にありすみれ草  優嵐

増位山の梅林では、梅の最盛期は終わろうとしています。
最も早く咲いていた紅梅はかなり散り、一番遅く咲く
白梅のひとつが最後の花を咲かせようとしています。
桜のようにあっというまに咲いて盛大に散るという花
ではなく、長い時間楽しませてくれます。

梅を楽しみながらふと視線を足元に落とすとスミレが
咲いていました。紅梅の花びらがスミレのまわりに
散っており、この色彩のとりあわせがまたいいものです。
そのそばでひらひらと飛ぶモンキチヨウを見ました。

080324