2008年04月04日 【椿】 □◆□…優嵐歳時記(1421)…□◆□ 椿咲く庭で挨拶かわしけり 優嵐 木偏に春と書いて「椿」。梅でも桜でもなく椿なのが 興味深いところです。野生種は藪椿で、ここから膨大な 数の交配種が作られ、現在では1万種を超えるそうです。 姫路を代表する銘菓に「玉椿」という和菓子があります。 姫路藩主・酒井忠学と11代将軍徳川家斉の娘・喜代姫 との婚礼時に作られたという伝統あるお菓子です。 玉椿とは、つややかな緑の葉の間に咲く紅や白の椿の 美しさを称えた言葉です。 カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (4) 1. はる 2008年04月05日 03:58 な〜るほど。 きへんに春で椿か! 始めて気付きました。 さすが四季折々の自然に敏感な視点をお持ちの優嵐さんですね。 「春は桜」と単純な条件反射で考えがちですが、春は桜以外にも素晴らしい花の開花がありますね。 僕は鎌倉の実家に僕が植えた「ゆすら梅」が咲くのと、「こぶしの木」にこれほど純白な白さはないのではないかと思えるほど真っ白な花が咲くのが、ちょっとした楽しみです。 2. 優嵐 2008年04月05日 11:26 はるさん、(まさに今ははるさんの季節!)コメントいただきありがとうございます。 ゆすら梅、いいですね。むかし、家にあって、子どものとき、実を食べました。 コブシの純白も非常に魅力的。最も清廉な印象を与える花ではないかと思います。 鎌倉は確か椿もたくさんあるんですよね。 魚偏のつく漢字をずらりと並べた湯のみがありますね。お寿司屋さん などで出てきたような記憶が。これがカルタになっているものが あります。おもしろいなあ、と思いました。魚の絵も載っています。 魚偏に春は「鰆(さわら)」です。もちろん季語です。 漢字の成り立ちが覚えられるし、表意文字なんだなあ、とあらためて 思います。 秋以外は新しい漢字のツクリの部分になれるので、思い起こして見ると、 木偏に夏は「榎(えのき)」、木偏に冬は「柊(ひいらぎ)」 深いですね〜。 3. はる 2008年04月05日 17:49 うわぁ、漢字の語源って、深いですねぇ。さすが知識人優嵐さんです。 中国人でしょうか、日本人でしょうか、東洋の人というのは季節の花や魚を強く意識して生活していて、それに合った漢字を発明していたということになりますね。 この漢字を発明したのは、日本人なんでしょうか、中国人なんでしょうかねぇ? とにもかくにも、西洋人にはない発想力ですね。漢字の奥の深さ、勉強し始めると面白そうですね。 僕は5月生まれなので、両親が「春」という名前を付けてくれました。これはとても嬉しい漢字を僕の名前にしてくれたと感謝しています。 4. 優嵐 2008年04月05日 18:37 はるさん、コメントいただきありがとうございます。 漢字文化は本当に深いですね。漢字に注目して歳時記を ぱらぱら繰っていくと、漢字をつくった人たちの発想力に 驚きます。 五月とはいい時期にお生まれになりました。 暑くもなく寒くもなく、日は永く、風は爽やかで、 最も過ごしやすい時期ではないでしょうか。 コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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コメント一覧 (4)
きへんに春で椿か!
始めて気付きました。
さすが四季折々の自然に敏感な視点をお持ちの優嵐さんですね。
「春は桜」と単純な条件反射で考えがちですが、春は桜以外にも素晴らしい花の開花がありますね。
僕は鎌倉の実家に僕が植えた「ゆすら梅」が咲くのと、「こぶしの木」にこれほど純白な白さはないのではないかと思えるほど真っ白な花が咲くのが、ちょっとした楽しみです。
ゆすら梅、いいですね。むかし、家にあって、子どものとき、実を食べました。
コブシの純白も非常に魅力的。最も清廉な印象を与える花ではないかと思います。
鎌倉は確か椿もたくさんあるんですよね。
魚偏のつく漢字をずらりと並べた湯のみがありますね。お寿司屋さん
などで出てきたような記憶が。これがカルタになっているものが
あります。おもしろいなあ、と思いました。魚の絵も載っています。
魚偏に春は「鰆(さわら)」です。もちろん季語です。
漢字の成り立ちが覚えられるし、表意文字なんだなあ、とあらためて
思います。
秋以外は新しい漢字のツクリの部分になれるので、思い起こして見ると、
木偏に夏は「榎(えのき)」、木偏に冬は「柊(ひいらぎ)」
深いですね〜。
中国人でしょうか、日本人でしょうか、東洋の人というのは季節の花や魚を強く意識して生活していて、それに合った漢字を発明していたということになりますね。
この漢字を発明したのは、日本人なんでしょうか、中国人なんでしょうかねぇ?
とにもかくにも、西洋人にはない発想力ですね。漢字の奥の深さ、勉強し始めると面白そうですね。
僕は5月生まれなので、両親が「春」という名前を付けてくれました。これはとても嬉しい漢字を僕の名前にしてくれたと感謝しています。
漢字文化は本当に深いですね。漢字に注目して歳時記を
ぱらぱら繰っていくと、漢字をつくった人たちの発想力に
驚きます。
五月とはいい時期にお生まれになりました。
暑くもなく寒くもなく、日は永く、風は爽やかで、
最も過ごしやすい時期ではないでしょうか。