□◆□…優嵐歳時記(1471)…□◆□

  鶯の声に誘われ明易し  優嵐

夜明けの時間が早くなっています。昨日の朝は早く目が
覚めて、暁の空を楽しみました。夜空に明るさが兆し
始め、やがて曙色に東の空が染まります。

しだいに空全体が明けてきたとき、南の空に白く光を
失い始めた月が残っていました。早朝は野鳥の声が、
よく聞こえる時間帯です。烏、雀も鳴きますが、今の
時期ではやはり鶯の声が一番です。

朝日が昇ってきたので、ふと思い出して月のあった空
を見上げると、すでに忽然と姿を消していました。