□◆□…優嵐歳時記(1564)…□◆□

  風の色早くおうちに帰りましょう  優嵐

東京都などでは学校五日制による授業時間の減少を補う
ために、すでに新学期が始まっているそうですね。
そろそろ残暑も和らぎ、秋が本格化しています。

夏休みの期間中五時半になると、帰宅をうながす放送が
流れていましたが、それも間もなく終了だなと思いつつ
聞いています。夕暮れはかなり早くなってきました。

「風の色」は秋の風のことです。「色無き風」「素風」
などともいいます。秋風の透明な雰囲気、そこに忍び
寄るそこはかとない寂しさを感じる季語です。