□◆□…優嵐歳時記(1569)…□◆□

  早々と燕去りにしこの秋は  優嵐

今年は燕が去っていくのが早かったように思います。
いつも八月中は姿を見るのですが、今年はお盆のころ
にはもういなかったような気がします。秋の訪れが
早いことを彼らは敏感に察知していたのでしょうか。

このところぐずついたお天気が続いています。関東や
東海地方では突発的な雨で災害になっているところも
あるようですね。

毎年季節のめぐり方は少しずつ違うことがわかります。
四年前は記録的な台風の襲来、昨年は遅い梅雨明けと
厳しく長い残暑、今年は早い梅雨明けと暑い夏に
早い秋、この微妙なゆらぎがまたいいのかもしれません。