□◆□…優嵐歳時記(1581)…□◆□

  湯にあればさらに近しく虫の声  優嵐

昼間はまだミンミンゼミの声が聞こえたりもしますが、
夜になると秋の虫たちの声いつか主役になっています。
虫の声が聞こえると、静けさがよりいっそう際立つ
ように思えます。蝉の声のようなけたたましさがない
からでしょう。

桜が人知れず紅葉し、秋一番の落葉としてもう半分
くらい葉を散らしているものもあります。このひっそり
具合は花と対照的です。他の木々が紅葉するころには
すっかり裸になっているのが桜です。