□◆□…優嵐歳時記(1593)…□◆□

  竜淵に潜みて深き水鏡  優嵐

秋分のころをさして「竜淵に潜む」という季語があります。
秋が本格化し、竜も冬眠の用意をするのでしょうか。
想像上の動物とはいえ、確かにそういう感じもあるなあ
と思わせるのが楽しいところです。

昨日はほとんど風がなく、近所の淵の水面は波ひとつなく
静かでした。かつて瀞峡でカヤックを漕いだとき、
とても静かで厳かで、深い緑色の水面に神秘的な何かを
感じました。

ノルウェーでフィヨルドを船で行ったときもそういう
感じがありました。果てしなく深い水底には竜が潜んで
いるかもしれないという…。