□◆□…優嵐歳時記(1611)…□◆□

  秋刀魚焼く匂い漂う夕暮れに  優嵐

昼間も窓を閉めていることが多くなりました。夕暮れ時に
窓をあけると、夕映えの残る空が見え、同時にどこからか
秋刀魚を焼く香りが漂ってきました。

思わず空腹を覚えました。秋刀魚が大好物というわけ
ではありませんが、あの香りは食欲をそそります。
味そのもの以上に香りにひきつけられる食べ物という
のは確かにありますね。

「秋刀魚」というのは全くの当て字でしょうが、季節感に
あふれ、見た目にも納得できる素晴らしい発想だと
思います。

081017