2008年11月01日 【すがる虫】 □◆□…優嵐歳時記(1625)…□◆□ 十月の逝くや幽けくすがる虫 優嵐 昨夜、もう蒲団に入ろうかと考えていたころ、静かな 戸外から一匹の虫がリリリ、リリリと鳴く声が聞こえ ました。 仲秋のころのような声をあわせて鳴くといった風情では なく、命が間もなく尽きようとする、その中でのか弱い 懸命さを感じさせるものです。冬はもうすぐそこです。 「もののあはれ」というものをしみじみと感じた深夜の ひとときでした。 カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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