□◆□…優嵐歳時記(1654)…□◆□

  山降りて湯に入り牡丹鍋囲む  優嵐

友人たちと丹波篠山の弥十郎ヶ岳に登ってきました。
標高715m、薬師野ヶ原キャンプ場に車を停め、檜の谷間
を南へたどり、吹越峠へ出ます。その先はまだ残って
いる楓の紅葉や、向かいの山を彩っている黄葉を楽しみ
ながら、落葉を踏んで歩きました。

落葉が積もっているところはさくさくとした感触が
心地よく、この時期ならではの山歩きの楽しさでした。
頂上はさすがに少し風が冷たかったですが、篠山市街
方面の見晴らしがよく、大阪からこられたという
グループといっしょになりました。

山を降りたあとは、篭坊温泉へ行きました。露天風呂に
入ってさっぱり汗を流し、今がシーズンの牡丹鍋を
いただきました。薄く切った猪肉を葱、豆腐、きのこ、
白菜、春菊、こんにゃくとともに味噌で煮込んだもので、
身体が温まります。

081130