□◆□…優嵐歳時記(1674)…□◆□

  そよごの実赤く年の瀬始まりぬ  優嵐

山は枯色の時期を迎えていますが、その中でいくつかの
木の実の赤さが目をひきます。ソヨゴはモチノキ科の
照葉樹で、姫路周辺の山ではよく見かける木です。

秋から冬にかけて小さな赤い実をたくさんつけます。
葉の縁が波打っており、それも特徴のひとつです。
漢字では「冬青」と書きます。風に吹かれてそよそよと
葉が音をたてることからソヨゴとの名がついたと
言われています。

081220