2008年12月20日 【年の瀬】 □◆□…優嵐歳時記(1674)…□◆□ そよごの実赤く年の瀬始まりぬ 優嵐 山は枯色の時期を迎えていますが、その中でいくつかの 木の実の赤さが目をひきます。ソヨゴはモチノキ科の 照葉樹で、姫路周辺の山ではよく見かける木です。 秋から冬にかけて小さな赤い実をたくさんつけます。 葉の縁が波打っており、それも特徴のひとつです。 漢字では「冬青」と書きます。風に吹かれてそよそよと 葉が音をたてることからソヨゴとの名がついたと 言われています。 カテゴリなしの他の記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメント一覧 (2) 1. はる 2008年12月21日 07:38 優嵐さん こんにちは〜♪ 照葉樹という言葉、実は今まで知りませんでした。 Wikipediaから引用すると >熱帯の多雨地帯では、当然ながら常緑広葉樹林が成立し、熱帯雨林と呼ばれる。温帯では、冬季の寒さが厳しい地域では、樹木は冬を落葉によってしのぐが、寒さがそれほど厳しくない(最寒月平均気温が5℃以上)地域では葉を落とさず、そのまま次の年も使う事になるので、常緑広葉樹林が成立する。しかしながら、葉を冬も維持し続けるために、寒さに対する対策として、熱帯多雨林のものより、葉が小さく、厚くなる傾向がある。 なるほど、なるほど。温帯地域では木も落葉せずに葉っぱ製造エネルギーを節約するんですね〜。勉強になりました。 年の瀬も迫ってまいりました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。(^_^)v 2. 優嵐 2008年12月21日 10:32 はるさん、コメントいただきありがとうございます。 瀬戸内沿岸はほぼ全域が照葉樹林帯に入るようです。 昔のままの面影は一部の寺社の鎮守の森に残っています。 淡路の南さらに四国まで行くと照葉樹林の森の姿がさらに 強いものになりますね。植生の違いがはっきりしてきます。 樹木が薪炭として利用されなくなった雑木林はしだいに 昔の姿に戻っていくでしょう。そういう森からアカマツの 姿が消えつつあるのも植生の遷移だろうな、と思います。 コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
コメント
コメント一覧 (2)
照葉樹という言葉、実は今まで知りませんでした。
Wikipediaから引用すると
>熱帯の多雨地帯では、当然ながら常緑広葉樹林が成立し、熱帯雨林と呼ばれる。温帯では、冬季の寒さが厳しい地域では、樹木は冬を落葉によってしのぐが、寒さがそれほど厳しくない(最寒月平均気温が5℃以上)地域では葉を落とさず、そのまま次の年も使う事になるので、常緑広葉樹林が成立する。しかしながら、葉を冬も維持し続けるために、寒さに対する対策として、熱帯多雨林のものより、葉が小さく、厚くなる傾向がある。
なるほど、なるほど。温帯地域では木も落葉せずに葉っぱ製造エネルギーを節約するんですね〜。勉強になりました。
年の瀬も迫ってまいりました。どうぞよいお年をお迎えくださいませ。(^_^)v
瀬戸内沿岸はほぼ全域が照葉樹林帯に入るようです。
昔のままの面影は一部の寺社の鎮守の森に残っています。
淡路の南さらに四国まで行くと照葉樹林の森の姿がさらに
強いものになりますね。植生の違いがはっきりしてきます。
樹木が薪炭として利用されなくなった雑木林はしだいに
昔の姿に戻っていくでしょう。そういう森からアカマツの
姿が消えつつあるのも植生の遷移だろうな、と思います。