□◆□…優嵐歳時記(1681)…□◆□ 

  境内に静かな日差し実南天  優嵐

華やかな色が乏しくなる冬の庭で南天の実の赤さはよく
目だちます。南天は「難を転ずる」に通じるとのことから
縁起のよい植物として、慶事の飾りに用いられます。
随願寺の門松にも南天が使われていました。

南天の花は白く、夏の季語です。しかし、南天といえば
まずあの真っ赤な実を連想される方が多いでしょう。
雪を被っていたりする姿もいいものです。

081227