□◆□…優嵐歳時記(1718)…□◆□

  み冬尽く森に響きし鳥の声  優嵐

森を歩いていても、もうはっきりと春の気配です。
なんとなく周りが明るく、風もやわらかく、何がどうと
具体的には言えないのですが、春としかいえないものが
自分を取り囲んでいます。

こういう気配を感じながらひとりで森の中を歩くのが
大好きです。誰かといっしょだと、感じ取れないものは
この世にいくつもあり、だからこそひとりの時間を
大事にしたいと思います。

090202