□◆□…優嵐歳時記(1734)…□◆□

  初音して踏み出す足を止めさせる  優嵐

増位山で初音(その年の鶯の第一声)を聞きました。
おっ!と思わず立ち止まり聞き耳をたてますが、ただ
一回だけでそれ以上は聞こえませんでした。これから
しだいに囀りが整ってきて、三月になれば美しい声が
聞こえるようになります。

鳴く野鳥は数あれど、鶯ほど変化が楽しめ、見事な囀り
を聞かせてくれるものは他にないでしょう。随願寺の
庫裏でお茶と桜餅をいただきました。日差しは暖かく、
春だなあと空を仰ぎました。

090218