□◆□…優嵐歳時記(1743)…□◆□
郵便局出て春雨を駆けゆけり 優嵐
ZARDの3rdアルバム『HOLD ME
』を聴いています。名盤です。
繰り返し何時間も聴いていますが、全く飽きません。
このアルバムで、ほぼその後のZARDのイメージが完成した
のではないでしょうか。11曲の作詞をすべて坂井泉水さん
が担当しています。
表のジャケットは自然光の中で右下方を見ており、裏も
うつむき加減をほぼ正面からとらえています。ジャケットも
これでひとつのスタイルを確立し、前期ZARDの代表的
作品です。
シングルカットは『眠れない夜を抱いて』のみですが、
追悼盤の『ZARD Request Best-beautiful memory-
』で
ファンの人気No.1だったという『あの微笑を忘れないで』が
4番目に収録されています。「走り出そう新しい明日へ」と
歌う軽快な励まし系の曲です。
声、歌い方が曲ごとに微妙に異なっており、坂井泉水と
いうボーカリストの稀有な才能を感じることができます。
中低音域では声にややスモークがかかる感じがあり、
それが高音域になると、あの透明な抜けていく声に
変っていきます。
『あの微笑を忘れないで』は好きな曲ですが、もう1曲、
ラストから2番目に入っている『遠い日のNostalgia』も
素敵な曲です。前奏・間奏のピアノが印象的で、
Nostalgiaというとおり、遠い郷愁を感じさせてくれます。
郵便局出て春雨を駆けゆけり 優嵐
ZARDの3rdアルバム『HOLD ME
繰り返し何時間も聴いていますが、全く飽きません。
このアルバムで、ほぼその後のZARDのイメージが完成した
のではないでしょうか。11曲の作詞をすべて坂井泉水さん
が担当しています。
表のジャケットは自然光の中で右下方を見ており、裏も
うつむき加減をほぼ正面からとらえています。ジャケットも
これでひとつのスタイルを確立し、前期ZARDの代表的
作品です。
シングルカットは『眠れない夜を抱いて』のみですが、
追悼盤の『ZARD Request Best-beautiful memory-
ファンの人気No.1だったという『あの微笑を忘れないで』が
4番目に収録されています。「走り出そう新しい明日へ」と
歌う軽快な励まし系の曲です。
声、歌い方が曲ごとに微妙に異なっており、坂井泉水と
いうボーカリストの稀有な才能を感じることができます。
中低音域では声にややスモークがかかる感じがあり、
それが高音域になると、あの透明な抜けていく声に
変っていきます。
『あの微笑を忘れないで』は好きな曲ですが、もう1曲、
ラストから2番目に入っている『遠い日のNostalgia』も
素敵な曲です。前奏・間奏のピアノが印象的で、
Nostalgiaというとおり、遠い郷愁を感じさせてくれます。
コメント
コメント一覧 (2)
僕も坂井泉水さんのアルバム、あれから必死に買い集めていまして、1stアルバム以外の全てのアルバムが何とか手に入りました。
優嵐さんからご紹介いただいた書籍「きっと忘れない」を読みまして、坂井泉水さんがいかに素晴らしい方であるかを知りました。実はそれまでZARDはテレビ等での露出度が極端に低かったので、僕も坂井泉水さんが単なるJ-POPミュージシャンの一人に過ぎないという意識でしかありませんでしたが、この本を読んで驚愕を受けました。坂井泉水さんの純粋で奢らない気持ち、周りへの心配り、音楽への純粋な信念、そして一切の手を抜かない精神に心打たれました。涙なしには読めない本でした。
坂井泉水さんはお亡くなりになりましたが、これからゆっくりと坂井泉水さんの辿った生き様を知って行きたいと思っています。
え!? もう全部買い集められたのですか!凄いな。
さすが。私も一度興味を持ったものはかなり納得するまで
素早く追求していく方なんですが、はるさんはそれ以上ですね。
坂井さんは、ぱっと見たところ、やはりあの外見の美しさに注目
されてしまうと思うんですね。確かに美しい。特に映像に残って
いる肌の美しさときたら、女性の目から見てもいったいこれは
何事かと思うほどの美しさです。
しかし、彼女の本質はマニアックともいえるほどの作品への
こだわり、妥協しないボーカルとサウンド形成だと思います。
一曲を作り上げるにも他のアーティストのアルバム一枚分に
匹敵するほどの労力を注ぎ込んでいる。だからこそ楽曲が
磨き上げられ、それが伝わってくるのだと思います。
売れたから量産して、利益を手っ取り早く確保しようという
姿勢に流れていないところが魅力ですね。その点では、
ビーイングという優れたサウンド工房に所属することが
できたのは、彼女にとってありがたいことだったのでは、と
思います。
ビーイングのアーティストはメディア露出が少なく、それが
売る作戦だった、とメディアでは言われています。確かに
そういうところが他の人の場合はあったかもしれません。
しかし、坂井さんの場合、本質的にメディア露出が非常に
苦手で、もし他の会社だったら、彼女のよさを生かしきれたか
どうか疑問な部分がありますね。
そういう点でもとても興味深いアーティストです。