□◆□…優嵐歳時記(1773)…□◆□

  陽の躍る森に囀り続きけり  優嵐

野鳥たちが繁殖期を迎え、森ではさまざまな囀りが
聞こえるようになっています。最も鮮やかで印象に
残るのはやはりウグイスです。あの澄んだ見事な
囀りは芸術品です。思わず足を止めて聞き入って
しまいます。

ツツピィー、ツツピィーというシジュウカラの囀りも
よく聞こえます。胸にネクタイをしたような模様を
持っています。

そろそろツバメが姿を見せていいころです。随願寺の
駐車場ではコブシが咲き始めています。このところ
花冷えが続いていますが、桜が咲き、ツバメが飛んで
くれば春はクライマックスを迎えます。

090329