□◆□…優嵐歳時記(1802)…□◆□

   春深し雨に明るき山の色   優嵐

週末はお天気が不安定でした。土曜日は冷たい雨が降り続き、日曜は風が強く、青空が見えているのに雨が降って来るという時雨っぽい空模様が続きました。一時のびっくりするような暑さはなりを潜め、ひざ掛けが欲しいような気温でした。

それでも山の緑は日に日に萌え出し、雨のカーテンを通して見てもその明るさにはっとするほどです。今年の気温は振幅の差が大きいようですから、今度気温があがったらはっきり初夏になるでしょう。

風にあおられて八重桜が花吹雪になって散っているのがきれいでした。花が咲いている間は通常の桜とはかなり趣が違いますが、散るときの花びらの流れ方はやはり桜だなあと感じます。花びらの一枚一枚がソメイヨシノよりはかなり大きく、花吹雪は豪華です。


090427