□◆□…優嵐歳時記(1828)…□◆□ 

  いきいきと若葉の峰に風寄せる    優嵐

俳句の師から「最近、句がよくなっている」とうれしい言葉をいただきました。自分自身では特に何か変ったとも思えないのですが、変ったことがわからないというあたりがまだまだ未熟者だという証拠です。

何かあったのですか? と聞かれ、思い当たることと言えばこの早春以来の出来事です。自分自身の内面は確かに変ったと思いますから。生まれ変わったとまではいかなくても、それに近いくらいの変化はありました。

毎日ZARDの楽曲をYouTubeで聴いていますが、自分の俳句に坂井泉水さんの詞が影響を与えている、と感じることがあります。彼女の詞の中には、文法的に「?」と思える部分や、詞全体で結局二人はどうなってるの? というような歌詞もあるのですが、音楽と組み合わせて提示されると、「ああ、この人はやはり凄い」と思います。

あの懐かしい故郷へ、いつか帰りたいと雨の日はそう願う…(『pray』より)。彼女はきっとその懐かしい故郷へ今は戻って、ゆっくり休んでいることでしょう。