□◆□…優嵐歳時記(1838)…□◆□ 

  六月や葉陰の濃さの増したるを   優嵐

朝、窓を開けると夏の白いセーラー服に替えた高校生が自転車を走らせている姿が見えました。朝日が彼女にあたって夏服がまぶしく輝いていました。赤いランドセルの子も駆けていきます。衣替えですね。私も半袖のポロシャツで過ごしています。

家の前のソメイヨシノがいつの間にか葉の色を濃くして青々と茂っています。夏本番ももうすぐだなあとそれを見上げました。散歩にも半袖で出かけました。自然歩道は森の中を通っていますから、そこに入ってしまえばほとんど日差しは遮られます。アスファルトの上でのウォーキングなら日差しと照り返しがたまらないでしょうが、森の中は適度に風も通り、快適です。

途中の切り株できのこを見つけました。「きのこ」は秋の季語ですが、梅雨近い時期でも立派なものが生えています。名前はわからず、食べられるものなのかどうかもわかりません。姿は地味ですが、あまり詳しくない人間がうっかりとって中毒なんてことになるとお騒がせですから、写真のみ。

090602