□◆□…優嵐歳時記(1859)…□◆□

  雨上がるくちなしの香の濃くありぬ  優嵐

湿度が高い中へくちなしの香りが濃厚に漂ってくるころになりました。くちなしは白い花の姿もきれいですが、やはりあの甘い香りが印象に残ります。花はすぐに黄色く変わります。あれはなぜなのでしょうか? 考えてみれば不思議なことというのはいっぱいあります。

空梅雨だと口にしたとたん雨が降るようになりました。言霊の力でしょうか。昨夜はまとまった雨が降り、今朝まで残っていました。日中は曇りがちで、今も雨が降りそうで降らないそういう梅雨らしい空模様です。こういう日が今週は続きそうです。

<夏至>
っこうは
ずくたるべし なつのよる
  (これだったら俳句ですね)

090623