□◆□…優嵐歳時記(1860)…□◆□

  澄みし水張られプールは子らを待つ   優嵐

雨が続くのかと思いきや、今日は一転して北の高気圧が張り出し梅雨前線を押し下げてからりとした過ごしやすい晴天になりました。南風が心地よく、窓から見える山や河原の緑が輝いていました。昨夜はまとまった雨量だったのか、川は朝方少し濁っていました。

そろそろプールのシーズンです。小学校の屋外プールは清掃を終り、真新しい水が張られています。温水プールが近頃では珍しくなくなりましたが、やはり真夏の屋外プールで泳ぐ気持ちよさは格別です。あのころは日焼けも全く気にならなかったな、と小学校時代を思い出します。

夕方ナイターテニスに出かけると、コートの上でもまだ西の空に夕焼けが残っていて雲が残照を浴び、輝いていました。まるでサギソウのように見える雲もありしばらく夕空を仰いで眺めていました。

<くちなし>
るしいとき
からづけてくれるもの
んだっていい
んじられるもの


090624