□◆□…優嵐歳時記(1866)…□◆□

  遣水に沿い半夏生草咲き初める   優嵐

東京の友人が関西へ来たついでに姫路まで足をのばしてくれました。今日はいっしょに姫路城と好古園へ行ってきました。雨模様でしたが、それがかえって暑さを抑えてくれ、庭園の散策を楽しむことができました。

半夏生草(はんげしょうそう)はドクダミ科の多年草で、湿った場所を好みます。葉は今頃になると茎先の2〜3枚が真っ白になり、まるで花びらのように見えます。それと同時に浅黄色の小花が密生した花穂を出します。

庭園を散歩したあと、大天守に登りました。姫路に住んでいて、お城を毎日のように見ていても、登閣するのは年に一度もあるかないかです。10月から大修理が始まり、2010年の4月には大天守を覆う素屋根が完成し、しばらく大天守の姿は見られなくなります。この機会に大天守に登ることができたのはありがたいことでした。

<合歓の花>
つのあるいきかたがしたい
ちゅうになって
めりこむ
げしくあつい
つのたいようのような

090630