□◆□…優嵐歳時記(1894)…□◆□

  詩の流れ出したる梅雨の万年筆   優嵐

午前中は目の前が白くなるほどの激しい雨でした。梅雨末期の豪雨です。今度晴れたら気象庁は梅雨明けを宣言したい、と考えているのではないでしょうか。八月になってしまいます。何年か前、東北地方が梅雨明けしないまま夏が終わったことがありました。今年もその気配が濃厚です。

ここで詩もどきのものを記し始めて一ヶ月くらいになるでしょうか。俳句も詩ですが、まあ、ちょっと形式が違いますので…。最初は詩なんか書けないと思っていたのですが、書いているうちに「なんでもありかな」と思い始め、浮かぶままのよしなしごとを詩にしています。

俳句を詠み始めたときも何度か挫折してなかなか続かなかったのですが、あるときふっと続くようになりました。詩もそうなるといいな。表現形式が変ると、浮かんでくることも全く違ってくるものですね。


<太陽よ>
雨があがった窓辺に立って
乾いてくる風に吹かれている
空梅雨だったのに
梅雨はまだ居座っている
もったいぶるのはやめようよ
真夏の太陽が欲しいんだ

090728