□◆□…優嵐歳時記(1896)…□◆□

  からからと梅酒グラスの氷かな   優嵐

先日、不思議な夢を見ました。坂井泉水さんが、四書五経を読むように勧めるのです。四書五経とは、儒教の聖典で、「書経」「易経」「礼記」「詩経」「春秋」「論語」「孟子」「大学」「中庸」 を指します。なんでZARDが四書五経なの?と思いますが、この支離滅裂なところが夢のお告げでしょうか。

それにしても、なぜかなんてよくわかりませんが、彼女は一種のメッセンジャーとして現れてくれます。「誰かが待ってる」で法然さまですしね。彼女のお告げはこんな感じ。さっそく図書館へ行って『論語 (ワイド版岩波文庫)』を借りてきました。四書五経関連だけで棚が何段か埋まっているくらいでしたから、これで意味がよくわからなければもっと別の参考書も読んでみようと思っています。

四書五経は仏教と並んで古くから日本人の精神的なバックボーンになってきました。儒教というもの、何か男尊女卑の匂いがして食わず嫌いだっだのですが、これを機会にひととおり読んでみようと思っています。すでに『易経』には何年も前から親しんでおり、助けられています。

先日もあることで易をたて、ひとつの答えを得たあと、図書館で易の本を開いたら偶然同じ卦のところが最初に開きました。シンクロニシティだ、と感じました。こういうことは大事にしたい。論理的に説明できるものではありませんが、そもそも今自分がここにこうして生きていること自体、理論的必然性があるわけではないですから。すべては何らかの宿縁、シンクロニシティの結果と考えれば、宇宙が告げることに耳を傾けた方がいいか、と。

090730