□◆□…優嵐歳時記(1950)…□◆□
頂の風はわがもの鬼やんま 優嵐
晴天の中、稲刈りが進んでいます。機械化されたとはいえ、やはり晴天でないと稲を刈ることはできないでしょう。増位山の山頂では、夏の間イワツバメが飛ぶのをよく見かけました。彼らもいまごろは南へむかっているところでしょう。
蝶もよく見ました。活動時間が昼間に限られているようです。今日は一匹のオニヤンマが悠々と飛んでいるのにあいました。トンボとはいえ、身体が大きく風格があります。
<ポケット>
ジーンズのポケットに両手をひっかけて
図書館の棚を見ていた
ポケットから手を出しなさい
後ろでお母さんの優しい声がした
思わず手を出してこっそり振り向くと
小さな男の子が
ジーンズのポケットから手を出すところだった
頂の風はわがもの鬼やんま 優嵐
晴天の中、稲刈りが進んでいます。機械化されたとはいえ、やはり晴天でないと稲を刈ることはできないでしょう。増位山の山頂では、夏の間イワツバメが飛ぶのをよく見かけました。彼らもいまごろは南へむかっているところでしょう。
蝶もよく見ました。活動時間が昼間に限られているようです。今日は一匹のオニヤンマが悠々と飛んでいるのにあいました。トンボとはいえ、身体が大きく風格があります。
<ポケット>
ジーンズのポケットに両手をひっかけて
図書館の棚を見ていた
ポケットから手を出しなさい
後ろでお母さんの優しい声がした
思わず手を出してこっそり振り向くと
小さな男の子が
ジーンズのポケットから手を出すところだった
コメント
コメント一覧 (2)
ふう。真夜中に日記をアップしたところです。
オニヤンマですか!そういえば、オニヤンマは、もう何年も
見ていない気がします。
小学生のころ、オニヤンマを見たら、なんだかワクワクしま
した。大きな昆虫ってワクワクしますよね、なぜか。
「ポケットから手を出しなさい」は僕も言われましたよ♪
なんだか懐かしいです。
>オニヤンマは、もう何年も見ていない気がします。
そうか〜、都会にはいないのかもしれませんね。ちょっと寂しい。昆虫にわくわくというのは、男の子ですよね。私も子どもの頃はわくわくしましたが(笑)
ポケットから手を出しなさいというのは、誰もが子どもの頃に言われたことがあって、これも反射的に反応してしまいました(笑) 子どもの部分と言うのはずーっと残っているものじゃないかな、と思います。