□◆□…優嵐歳時記(102)…□◆□

    輝ける青き空より六月来る   優嵐

昨日の姫路は雨上がりの清々しい青空が広がり、風の心地よい
素晴らしいお天気でした。人生の幸せな一日というのを思い描い
たら、きっとこんな一日になるのではないだろうか、と思い
ました。風が爽やかに青葉を吹きすぎていきます。湿気が低く
何かヨーロッパの夏を思わせました。

職場の周囲は田植えの真っ最中です。あぜには早苗が並べられ、
空を映す田の中に田植え機がまっすぐに苗を植えていきます。
昔は一家総出でした田植えも、今では多くの家で営農組合に
委託したものになっています。

陽暦では、六月はすでに夏の半ば、仲夏の時候になります。野山
の緑は濃くなり、制服も夏服へと変わって、自然も社会の風景も
本格的な夏になります。半ばまでには本州全域は梅雨に入り、
蒸し暑さが徐々に増してきます。