□◆□…優嵐歳時記(2091)…□◆□

  淡雪や松の根方に残りけり   優嵐

昼間の気温は18度まであがりました。先日の寒波の後にこれですから、春先は体調を崩しやすいときです。しかし、頬にあたる風がやわらかく、確かに春になったのだと感じられる一日でした。午後からお天気が下り坂で、明日は雨になりそうです。

テニスのバックハンドを両手打ちに変えるのは思ったより困難だと悟りました。打てないことはありませんが、考えないとうまく打てず、左腕が筋肉痛をおこしそうです。シングルのバックというのは、いったん型を決めてしまうとフォアよりも楽に確実に打てます。シングルハンドでの打ち方が小脳に浸透しているため、それを変えるのは理屈でいうほど簡単ではありません。

保護用のベルトをつけ、手首を不用意に使わないようにすれば、シングルでも十分いけるかな、と思っています。けがをすると、それが幸いしてフォームがきれいになることがあるそうです。無理のない打ち方を心がけるからなのでしょう。一流のプロのフォームは大変きれいです。無理な力が入っておらず、人体の生理的なつくりに忠実な動きだからなのでしょうね。


<歩きだそう>
窓の外で猫が恋を囁いている
囁いているなんてものではない
恋をうなっている
恋を叫んでいる

何もかもがこんな風に決まっていればいいのに
と思う事がある
きっちりとすべきことが決まっていて
それだけに猛進することができたら

今は恋をし
今は子育てをし
この時期になれば子離れをして
何の迷いもない
どんなに楽だろうか

馬鹿だな
そんな時代はとうの昔に
通り過ぎたじゃないか

何ゆえ君は人間の姿をしているのか
君が言っていることは
いつまでも赤ん坊でいたいと願う
幼稚園児のようなものだ

そうだったね
でも時々は昔が懐かしくなる

懐かしくなるほど
君はまだ歩んではいない
成長は果てしない
だから前を見て歩きだそう


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