□◆□…優嵐歳時記(2095)…□◆□

  浅春の風をとらえし鳶一羽   優嵐

先日、銀行の窓口でチョコレートをいただきました。バレンタインデーが近いからのようです。ちょっとしたものですが、思いがけないところでこういうものに出会うとうれしいですね。誕生日とか記念日とかそういうときに何かをいただくというのとはまた一味違ううれしさです。

「浅春(せんしゅん)」は「早春」とほぼ同じ季感を表します。立春から暦のうえでは春なのですが、実際には少し暖かくなったかと思うと急に寒の戻りがあったりして春は一進一退を繰り返しながら進んでいきます。「暑さ寒さも彼岸まで」が肌で感じる正直なところでしょう。「春浅し」「春淡し」「春早し」といった季語もあります。こちらの方が語感はやわらかですね。

<後から>
未来は前からやってくると
人は思っている
実は違う
未来は後からやってくる

見ようと身構えている背後から
かたわらをすり抜けて
未来は
私たちの前にいきなり立つ

未来が「今」になったときの顔を
誰も予想できないのはそのせいだ


数日前にmixiのマイミクの方から「私に名言」というアプリを紹介していただきました。利用者の名前を使って一日一回名言を作ってくれるというものです。これ、なかなか含蓄に富んでいて、面白いなあと感心しています。今日の名言は「優嵐は学校のためでなく、優嵐の人生のために学習すべきである。」でした。これから名前を省略してこちらでご紹介したいと思います。

今日の名言:学校のためでなく、人生のために学習すべきである。

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