□◆□…優嵐歳時記(2130)…□◆□ 

  お彼岸の山野明るき陽の包む   優嵐

入り彼岸の日とはうって変わって週末は気温があがりました。頬にあたる風も暖かく、春本番、やはり「暑さ寒さも彼岸まで」だと思いました。お彼岸は日本の風習ですが、春分と秋分は全世界的に古代から重要な暦の節目でした。古代の巨石建築物の多くがこの日の太陽の位置を基準に作られています。

5月15日(土)に大阪・堂島リバーフォーラムでおこなわれるZARDのフィルムコンサートのチケットを手に入れました。昨年の三回忌コンサートの大阪の会場でもあったわけですが、昨年はチケットが手に入らず、日本武道館まで足を伸ばしました。来年がデビュー20周年なので、そのプレイベントという位置づけでしょう。東京では命日の5月27日(木)に同様のコンサートが行われます。

坂井泉水さんがアカペラで『揺れる想い』を歌っている動画を見つけました。彼女は熱唱型の歌い手ではありませんが、声量は素晴らしく、録音の計器の針が振り切れるほどだったというスタッフの方の証言があります。ここではその一端がうかがえます。このクリスタルもきれいですね。





<静謐>
誰もいない梅林にすわって
紅梅と白梅を揺らす風を見ていた
まわりを取り囲む竹林も揺れる

かたわらから
ふわりと飛び出た蝶が
花びらにとまった

間もなく芽吹く桜の枝を通して
春の日差しが降り注ぐ

静かで穏かなこのひととき
このまま透明になって
この春の空気の中に溶け込んでいけるなら
それも素晴らしい


今日の名言:ある恋を隠すこともできなければ、ない恋をよそおうこともできない。