□◆□…優嵐歳時記(121)…□◆□

    頂に夏至の夕陽の当たりけり  優嵐

台風6号は今朝高知県室戸岬に上陸した後、淡路島を縦断、お昼ごろ
明石に再上陸しました。私は今日、神戸で会議があり、台風がまさに
明石に上陸しようとしているころ、海沿いのHAT神戸にいました。
風と雨が凄くて、風に向かって歩けないほどでした。

会議の間に台風はどんどん北上し、夕方、姫路に戻る新快速の中から
は青空を背にした明石海峡大橋を望むことができました。台風通過中
はおそらくこの橋も通行止めになっていたことでしょう。

今日は夏至。二十四節気のひとつです。北半球では太陽の南中高度が
最も高く、昼間の長さが一年中で最も長い日です。日本では梅雨の
真っ只中にあたるため、日の長さをつくづくと実感する日は少ない
ですが、このころ緯度の高い北欧などでは白夜となり、北緯66度
よりも北の地域では、一日中太陽が沈まず、「真夜中の太陽」が
見られるようになります。