□◆□…優嵐歳時記(2164)…□◆□

  春たけて風芳しくなりにけり   優嵐

空模様はいまひとつですが、さすがに春も深まったと感じます。周囲の野山は若葉の萌え出すときを迎えています。「萌える」は「燃える」と同じ音です。そこに展開される芽吹きと若葉の広がりを日々見ていると、まさに山が芽吹きの勢いで燃え上がっているような印象を受けます。新鮮な緑の炎です。

増位山の駐車場に車を停めようとしていたら、目の前に猪が姿を見せました。草をむしっては食べています。ゆっくり観察したかったので、脅かさないようドアを開けずに様子を見ていました。鼻をひくひくと動かして、なかなか可愛い顔をしています。恐らくいつも目にするのはこの猪だろうと思います。


<わかったこと…その弐>
このことだけど全然新しいことじゃないよね
このことは誰でも知っているし
どこにでも書いてある

「毎度おなじみの、とでも言いましょうか」
彼女はまたにこにこと笑う

あなたはオリジナルを考えようとがんばった
ああやってこうやって、これがこうなって
でもどうしてもうまくいかない

当然よね
どれほどの天才だってそんなことはできない
ましてあなたは天才じゃない
はい、ごもっとも

天才というのはね
前に立っている巨人の肩に乗ることができる人なの

巨人は肩に乗せてあげようと言っているの
でもほとんどの人はその声を聞こうとしない
なぜかしらね


今日の名言:あなたは習慣を好む、なぜならばそれを作ったのは自分だから。


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