□◆□…優嵐歳時記(2177)…□◆□

  小さきは小さき風を鯉のぼり   優嵐

ゴールデンウイークが終り、近所の道路に通勤の車の列が戻ってきました。あと二日休みをとって来週明けまでお休みという方もあるでしょうね。かつてはそういう休みの取り方をしてあちこちへ出かけました。しかし、いつでも自由に休めるとなると、そういうときには休まないものです。

ほんの数日行かなかっただけですが、増位山の山頂近くのコバノミツバツツジはすべて花を終えていました。替わってモチツツジが咲いています。この花、どこか必ず虫に食べられていて、もとの姿のままというのを見たことはほとんどありません。

四月の終わりごろから鯉のぼりが空を泳ぐようになっています。マンションの窓にも小さな鯉のぼり。旧暦の五月五日は一ヶ月以上先ですので、今からが鯉のぼりのシーズンといっておかしくないでしょう。「こいのぼり」の歌にはよく知られている二曲があります。








ところで、今日聴いてみて気がついたのですが、最初の「こいのぼり」にはお父さんしか出てきません。二番の歌詞があったのかしら、とふと気になって調べてみると、ありました。

1番
やねよりたかいこいのぼり
おおきいまごいはおとうさん
ちいさいひごいはこどもたち
おもしろそうにおよいでる

2番
やねよりたかい こいのぼり
おおきいひごいは おかあさん
ちいさいまごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

なんと、吹流しや風車まで歌詞になっていました。3番扱いなのでしょうか。

みどりのかぜに さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
くるくるまわる かざぐるま
おもしろそうに およいでる


今日の名言:戦いにおいて、一人が千人に打ち勝つこともある。しかし自分自身に打ち勝つものこそ、もっとも偉大な勝利者である。